生命保険の見直し

 昨日に引き続き保険の話。

 収入を増やすのは当然しなくてはいけないのだが、まずは支出を減らすにあたり、最初に削るのは保険だという話をした。

 その中でも見直すと一番効果が高いのが死亡保障の部分だ。いわゆる生命保険である。この死亡保障の部分を大きくすると保険料が各段に上がる。それはどの保険会社でも同じだ。つまり、どんな保険会社の商品(保険)を購入していても、死亡保障の部分を低くすると毎月の保険料がガツンと下がる。これを利用するのだ。

 そこで出てくるのが「ちょっと待て。俺が死んで生命保険がちょっとしか下りなかったら家族が困るじゃないか。そのために高いお金払って保険に入っているんだ。」という意見。

 しかし、よく考えてみて欲しい。死亡保障が数百万あれば(数百万ぐらいであれば毎月の保険料は驚くほど安い)葬式は出せる。

 そして一番大きい存在は団体信用生命保険だ。マイホームをローンで買った人は漏れなく入っている保険で、あなたが死んだらローンはチャラですよといものだ。住宅ローンを組む際に勝手に銀行が入っててくれて(ローンの諸費用を払う時にすでに払い込んでいたり、ローンの金利に上乗せになっていたりするので自分で払っている実感はないがきっちり保険料は自分で払っているのである)、あなたが死んだらその時点でのローン残高が銀行に支払われ、残された家族はまだローンの残っていた自宅をただであなたから相続できるという保険。

 60歳も過ぎていれば住宅ローンもほとんどなくなっているかも知れないが、30代40代ではまだまだ何千万もローンが残っているだろう。その残っている分だけ生命保険に入っているということなのだ(団体信用生命保険でなく、普通の生命保険でも普通は65歳までぐらいしか死亡保障は受け取れないし、80まで受け取れる形にも出来るがもらえる額は下がるし、毎月の保険料も上がる)。

 つまり、住宅ローンを組んでいるなら、もう何千万も生命保険に入っているのだから、そこからさらに生命保険入らなくてもいいでしょという話。あなたが死ねば遺族年金は入ってくるし、住宅ローンの支払いはなくなるし、児童扶養手当、児童手当、児童育成手当(似た名前だが全部違う)など母子家庭には手厚い保護があり、他にも上下水道料の減免や子供の昼食費がタダになったり(自治体によって違う)、あなたに飲み代だのお小遣いだの昼食代だのを渡さなくても良くなるわけだから、あなたが死ぬ前よりも(寂しいことだが)家計は楽になることだってあるのだ。

 その上、さらに毎月何万も払って死亡保障を2000万も付ける意味ってあるんですかとなる。仮に住宅ローンを組んでおらず、団体信用生命保険に入っていなかったとしても、サラリーマンとして働いていれば遺族年金や上で書いたような公的な補助が山盛りある中で、死亡保障の額は下げても大丈夫ということも大いにあり得るだろう。

 しかし、それは個々の状況を見ないと死亡保障をどれだけ下げても良いのか、さらに下げない方が良いのかというのは判断できない。そこをタダでファイナンシャルプランナーに相談できるのがこのサイトだ。

 たくさんの保険会社から出ている保険を各家庭の状況に応じて適切に組み合わせるにはプロの意見が重要である。だからここに相談しようと思うのだ。明日は医療保障について書こうと思う。

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