花粉症の原因

 私は何をやっても花粉症は治らなかった。そこで私は考えた。なぜ私は花粉症になったのだろう。いや、なぜ日本人は花粉症になるようになったのだろうと。

 世間で言われている原因はおおむねこうだ。戦後の植林政策が間違っていてスギ花粉が大量に飛ぶようになったのが原因。ディーゼルの排気ガスが原因。食生活の欧米化が原因。この三つである。

 戦後の植林政策が間違っていた。これは事実だろう。大量のスギ花粉が飛ぶようになったのはこれが原因だ。しかし、日光の杉並木なんて400年も前からあってその周辺に住んでいた人が戦前に花粉症になったということは少なくとも記録されていない。つまり、全国的に大量のスギ花粉が飛ぶようになり、花粉症の症状を悪化させているのは事実でも、スギ花粉にアレルギー反応を起こすという原因はまた別にあるということだ。

 ディーゼルの排気ガスが原因というのも合理的ではない。花粉症は欧米では昔からあるが、日本人は患者が発生したことがなかったので、日本人は花粉症にならないとされてきた。欧米にディーゼル車が数千年前からあったのなら話はわかるが、ディーゼル車が走りだす前から欧米には花粉症が存在していたのだから、確かに排気ガスは症状を悪化させるのかも知れないが、根本的な原因ではない。

 そう考えるともう食生活の欧米化以外考えられないわけだ。戦後の日本で食生活が欧米化したことによって、欧米と同じように日本でも花粉症になる患者が発生したのだ。

 これについては一つの疑問が出てくる。欧米は日本ほど花粉症の患者は多くないという点だ。日本よりももっと食生活が欧米的な(当たり前だ)欧米人よりも日本人の方が花粉症患者が多い理由を説明できない。これに関しては私の中では合理的な説明が見つかったのだが、それはまた後で説明する。まずは食生活が原因だということについて自分の身体で人体実験をした経験を話したい。

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