亀田のグローブとヘッドギア

 亀田興毅 が素人と対戦してノックアウトされたら1000万円という企画を動画で観た。

 別に、あれは単なるショーだからインチキだとかなんとかって言うつもりは全くない。彼が現役の時みたいにとにかく強いヤツとやらずに、さらにTBSの力であんな不可解な判定をさせてチャンピオンになったのは、同じ格闘技をやっていた人間として非常に不快な思いをしたが、今回のは格闘技でもなんでもないただのネットの企画だ。

 でも、ネットではみんな「また亀田八百長だよ。」って批判が吹き荒れているが、それはちょっと違うと思う。

 なぜかと言うと、今回は多分彼のボクシング人生の中で初めてのガチの試合だったのではないかと思うからだ。ジャッジとかへの工作もないということも含めて。

 さて、なぜ今回の企画はガチだったと私が思っているかだ。

 まず、誰でも来いやと言ってはいたものの、70kg以下という制限を付けた上で、本気で強そうなヤツは選ばなかったこと(最後の暴走族の子は地下格闘技で全敗してたから舐めていたのだろう。でも、実際強いと私は思う)。あとは今回ネットでも相当炎上しているが、亀田は元プロボクサーなのに、素人の対戦相手よりも大きなヘッドギアを付けてさらに小さなグローブをしていたということだ。

 もしもネットで騒がれているようにあれが八百長で全部やらせならば、亀田が負けないようにヘッドギアを大きくしたり、亀田が勝てるように挑戦者よりもグローブを小さくしたりということはしなかったはずだ。

 逆に亀田が不利だというように見せかけるために、亀田のヘッドギアを小さくしてグローブを大きくしたはず。しかし、実際は逆で絶対亀田が負けないように亀田が有利なヘッドギアとグローブにして試合をしたのだから、やらせのはずがない。ガチでやってるから素人相手でも負けるかも知れないと思うからこそハンデを付けてもらっているのだ。

 体重差が15kg以上あるのだから、それぐらいのハンデは当然と亀田を擁護している人もいるが、亀田の現役時代の、しかも試合前の計量時の体重と今の体重が同じなわけがなく、私の見た感じでは60kg以上65kg未満ぐらいのように見える。なのでそれほどの体重差はない。

 まあ、いずれにせよ亀田が有利なようにハンデを付けているのだから(素人相手に元チャンピオンがハンデを付けてもらうっていうのも滅茶苦茶恥ずかしい話なのだが)、これがやらせなわけがない。

 もしも、亀田側に落ち度があるとすれば、「負けるわけにはいかないので僕が有利になるようにハンデをつけさせてもらいます。」と初めに宣言していなかったことぐらいだろう。

 でも、それを宣言しなかったからといってやらせなわけでは全くない。

 つまり、ネットでの亀田批判は的外れというわけだ。

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