年金の繰り下げ受給と繰り上げ受給

 年金は65歳から受給だが、繰り上げて60歳から受給することも出来るし、繰り下げて70歳から受給することも出来る。

 60歳から受給する人は、当然65歳から受給する人に比べれば受給額は少なくなるし、70歳から受給する人は受給額が多くなる。

 自分がどれだけ生きるかが正確にわかっていれば、繰り上げと通常と繰り下げとどれがお得かを判断できるが、それは無理な話だ。


 しかし、絶対ではないがこの年金受給を有利にすることは可能だと思える。

 というのは、数字として、もしも60歳から繰り上げて受給した場合、約77歳(76歳と8か月)までは通常受給の人よりも多く年金が貰え、77歳以降は逆転して通常受給の人の方が多くもらえることになる。

 そして、繰り下げて70歳で需給を開始した人は約82歳(81歳と10か月)を超えて生きられれば通常受給の人よりも多く年金が貰えることになる。

 男の平均寿命は約80歳、女性は87歳。ということは、男性であれば63歳の時点で年金の受給を開始すれば、平均寿命まで生きたとしても損はない。逆に年金を貰えないまま死んでしまうというリスクはなくなるわけだ。

 女性の場合は、70歳から受給にしておけば、普通の人であれば87歳まで生きられるわけだから、82歳の時点で逆転し、年金を多く貰えるということ。

 つまり、男性は繰り上げて受給、女性の場合は繰り下げて受給というのが、確率的には年金が多く貰えるというわけだ。

 もちろん、これは確率の問題であって、個々人の寿命がいつ尽きるかということは絶対にわからないので、参考にしかならないんだけどね。

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